枝豆(えだまめ)の写真

枝豆を味わう

今日、山梨県甲州市の朝方の予報は雨だったのに、実際には一滴も降らず、夕方にはいつの間にか曇り予報に変わっていました。気温は27~28℃くらいで、湿度60%という蒸し暑さ。こんな日の終わりには、冷えたビールが欲しくなりますよね。そしてビールのお供といえば、やっぱり枝豆! そこで今日は、枝豆の収穫についてお話しします。

ナスの側に植えられた枝豆

今年、わたしは畑にたくさんの枝豆を蒔きました。枝豆は代表的なマメ科野菜なので、コンパニオンプランツとしての効果を期待していたのです。コンパニオンプランツとは、一緒に植えるとお互いの成長を助け合う相性の良い植物のこと。マメ科はネギ以外のほとんどの野菜と相性が良いとされています。

また、マメ科植物は根に根粒と呼ばれる小さなコブができ、そこに共生する根粒菌が空気中の窒素ガスから植物に必要な窒素化合物を作り出してくれるのです。そのため、マメ科植物は痩せた土地でもよく育ち、残った窒素化合物が畑の土を肥やしてくれるのです。そういうわけで、今年の春はじゃがいも畑やナス、スイカ、カボチャの畝にたくさんの枝豆を蒔きました。

スイカ畝の枝豆

でも、わたしはこれまでまともに枝豆を収穫できたことがありませんでした。なぜなら、枝豆の収穫適期は非常に短く、わずか3日程度しかないからです。枝豆は、サヤに実が8割ほど詰まった頃が収穫のベストタイミング。早すぎると実がなくぺちゃんこなサヤで味が薄く、遅いと実はあるけれども硬くなり、さらに遅いと黄化してダイズになってしまいます。毎日のように生育状況を観察できるようでないとベストなタイミングで収穫するのは難しいのです。

去年までのわたしたちは、東京と山梨の二拠点生活だったため、こちらの畑に来られるのは月に1~2回と限られていました。せっかく畑に作物を植えていてもそれぞれの収穫適期に合わせて来るのは難しかったし、それ以前に大量の雑草に負けて上手く育てられないことの方が多かったのです。今シーズンはこちらに移住してきて畑を作り、毎日観察できる初めてのチャンスです。サヤが膨らんできてから、今か今かと収穫時期を待ち構えていたのでした。

籠いっぱいの枝豆

ところが、肝心の収穫適期を見定められるほどの経験がわたしにはありません。毎日、迷いながら、穫り遅れるのはいやだなと考えていました。目で見てサヤが膨らんでいるな、指で触って実が膨らんできたな、もういいかな、いやまだかなと迷いながら、先週になって「よし、穫ろう」と決断し、ナスの畝に植えた枝豆とスイカの畝に植えた枝豆を収穫したのでした。上のカバー写真は、土際で刈り取ったばかりの枝豆です。

茎ごと収穫した枝豆は、時間とともに味が劣化していきます。美味しく食べるためには、半日以内に調理しなければなりません。枝からサヤを取り外し収穫した枝豆は、直径40cmのカゴに山盛りになりました。あとは沸騰した塩水で茹でるだけ。茹で時間は3~5分がわたしの好みです。新鮮な枝豆はそのまま食べ、残りはビニール袋に入れて冷凍保存して、いつでも解凍して食べられます。

自作の野菜と一緒に……

肝心の味ですが、やはり枝豆の味です。しかし、冷凍食品の枝豆に慣れていたわたしには、穫りたて茹でたての枝豆は格別です。自分で育てたという思いもあるのかもしれません。サヤから外した茹でたての枝豆の美しい緑色、ホクホクして柔らかな食感と独特の甘み、みずみずしさには驚きを隠せません。

わたしにとっては、家内がわたしの枝豆を「今まで食べたことがないほど」美味しいと褒めてくれたのが何よりです。今回は、たまたま収穫適期にタイミングよく枝豆を収穫できたのかもしれません。また、来年以降も収穫のタイミングを逃さないよう訓練が必要かもしれません。

美味しくできたニャー

ともあれ、ここ数日は毎晩大量の枝豆を自家栽培の野菜とともに楽しんでいます。もちろん、ビールのお供です。

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