収穫したじゃがいも(写真)

じゃがいも掘りの話

以前「畑を作る話」というブログ記事で紹介したじゃがいもたちが、ついに収穫時期を迎えました。母屋を建てる際、地盤調整のために入れられた採石混じりの土砂を、全く新しく畑に変えるという試練を乗り越えた畑です。

じゃがいもはひとつの畝に50センチ間隔で2列、中央には枝豆の種をコンパニオン・プランツとして撒いていました。コンパニオン・プランツとは、一緒に植えると互いに助け合って育つ相性の良い野菜の組み合わせのことです。じゃがいもには相性の良い野菜があまりないのですが、ネギ類や豆類はかろうじてOK。畝の間の通路には緑肥としてイネ科一年草のエンバクとイネ科多年草のイタリアン・ライグラスを撒いていました。新しく作った畑なので、とにかく土を作ることを優先し、作物の出来具合はあまり気にせず、下草もまったく放任していたのです。

そのせいで畑は、枝豆の葉が少し見えるもののエンバクやイタリアン・ライグラス、その他の下草でジャングル化し、じゃがいもの葉や茎は黄色く枯れ果て、どこに植えたのかさえわからない状態に。でも、これこそが収穫のサインです! 梅雨明け前の晴れ間を見計らって、前日から収穫の準備。当日は、気温が35℃を超えるとの天気予報にもめげず、家内にも手伝ってもらい、じゃがいも掘り決行です。


草刈り前と草刈り後。畑の畝と枝豆がようやく出てきました

まずは、畑の草刈りからスタートです。草だらけの畑にヒョロリとした枝豆が弱々しく立っています。枝豆はまだサヤの中の豆が熟していないものもありますが、仕方ありません。茎を畝から抜いて収穫し、いよいよじゃがいも堀りのスタートです。

意外と大きなじゃがいもに家内も大喜び

他の野菜の収穫作業と違って、じゃがいも掘りの場合は一種のイベントです。普段、畑作業の手伝いには慣れていない家内も夢中になって芋を掘り上げます。芋掘りって、どうしてこんなに楽しいんでしょう。土の中からお宝(じゃがいも)を見つける素朴な面白さと喜びが、マインドフルネス瞑想と同じような癒し効果をもたらしているのかもしれません。実際、園芸療法の一種としての「アグリヒーリング」という研究も進められているようです【参考】。家内も普段は若者の言葉使いに眉をしかめるくせに、大きな芋を掘り上げるたびに「チョー大きい!」と声をあげ、テンションはMAXです。

ほんとうに驚くべきことに、新しく作り直した畑から、信じられないほど大きなじゃがいもがゴロゴロ出てきたのです。大きなものは、わたしの拳より大きくて、畑を作ったわたし自身が驚いています。

わたしの拳より大きい芋がゴロゴロ

午前中一杯かかって幅1m x 長さ3mの畝4本に植えたじゃがいもをすべて掘り上げました。畑の上のじゃがいもを眺めると「これくらいの数か」と少なく感じたのですが、保存用のダンボール箱で二箱にもなり予想以上の収穫。わたしたち夫婦二人だけでは到底食べきれないほどの量です。これからしばらくは、いろいろなじゃがいも料理のレパートリーが増えそうです。

新しく作った畑の第1作目として今回のじゃがいもは、大成功でした。コンパニオン・プランツの枝豆や通路に植えた緑肥作物の効果もあって、畑の土も見違えるほど良くなっていました。さて、じゃがいもの次は何を植えようか、今は後作を思案しているところです。

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